活動弁士と説明台本

しつこく続きます。 田中純一郎『日本映画発達史』をせっかくの機会なので通読しておこうと思って読み始めたら、第1巻でおもしろい記述に出会った。 第三章第11節に活動弁士、いわゆる「カツベン」についての記述があって、彼らがいかにデタラメだったかと…

『鐵の爪』『名金』と田口桜村

だらだら調べ、続きです。 田口櫻村(桜村)については、田中純一郎『日本映画発達史 1』に記載が少しあった。「興行界の鬼才といわれた小林喜三郎の参謀格である田口桜村」という表現があり、なかなか大物だったことが判る。小林は実業家でもあり日本映画…

小説『鐵の爪』『笑の面』と映画『The Iron Claw』

以下、だらだら書いています。 国会図書館のデジタルライブラリで探し物をしていたら『怪奇小説 鐵の爪』という小説に行き当たった。見ると続編『笑の面』というのもあるらしい。 奥付には『鐵の爪』は大正六年一月、『笑の面』は同年六月の発行となっている…

やばい

昨日書きなぐった記事、さすがに剥き出しの悪意なので少し寝かせて手を入れてから公開しようと思っていたら、下書き保存のつもりが「公開」になっていた。 どうしようと迷ったが、とりあえず一度下書きに戻し、あとで書き直す。 あーびっくりした。

迷走ブックガイド いろいろ編

前回に続き、フリーペーパーのための記事の下書き。今回はテーマを設定せず、思いつきで書いてみた。文章や内容は、これから直して行きます。 栗原成郎『ロシア異界幻想』は、現代ロシアに残るさまざまなフォークロアを通じて、かの地の死生観を紹介する内容…

迷走ブックガイド ゴジラ編

(「シン・ゴジラ」ネタバレは一切無しです。安心してください、って古いか) そろそろ始めようと思っている極私的お手軽メディア用の原稿。ここからさらに手を入れるのだが、第一稿ということで、ちょっと上げてみます。こんな文章を続けていこうかなと。ち…

飽きないように続けたい

余計なことを考えず、メディアを作ってみることにした。A4ペラ1枚、ワードで組んでプリントしてコピーしただけのものだが、カッコつけてもしかたがないもんね。当面はブックガイドと街歩きガイドみたいな感じに。何ができるやら。

今回の東京都知事選について感じることなど若干を

何度か書いているけれども、昔、栃木県には「栃木新聞」というのがあり、現存する「下野新聞」と2紙が競い合っていた。栃木新聞は1994年に経営難から休刊になるが、労組が継続を主張し、その後しばらく本社内にたてこもってタブロイド版の新聞を発行し…

暑苦しい音楽

昨日、今日で1曲づつ録音した。 こちらが昨日。 こちらが本日。 曲名にはほぼ意味は無い。 今回はどちらも、火曜日のライブ用に音を試す過程でできたので、余計に内容がない。

1954ゴジラから現在まで、ゴジラは何体いるのか?

ゴジラの個体数について調べました。最新作『シン・ゴジラ』はネタバレになるので抜いてあります。(修正しました) 『ゴジラ』海中で死亡 『ゴジラの逆襲』氷に閉じ込められる 『キングコング対ゴジラ』氷山から脱出→海に落ちて浮かばず 『モスラ対ゴジラ』…

坑内カナリア理論

結局のところ、カミュが『ペスト』で書いたように、ペスト菌は常に社会の中に隠れているのだ。それを避けたり根絶する方法を僕たち人間はまだ持たない。それでも、例えばひたひたと少しずつ満ちて気がつけば僕たちを溺れさせんとする、ファシズムに代表され…

本日ライブでした

7月24日(日)に日光市のランカトルグカフェ日光にて、無料音楽祭がありました。僕も「mora-tau」名義でシンセ即興を演奏しました。 自分の演奏分はきちんと録音できたので、整理してアップロードしました。 よかったら聴いてみてくださいな。

あーいてぇいてぇ

神経障害の痛みが日々キツくなっているのがどうにも。痛みが和らいだスキに原稿を書いている状況なので捗らない。それでも明日はライブなので、ふだんより気合を入れてがんばるライブなので、この1週間ほど、痛みをごまかしつつ演奏しているのだが。ろくな…

物語を読まないためには?

まだ何もかたまってはいないのだけれど、ここ数年ずっと「物語は必要か?」ということが頭にある。読み物ではなく、社会における物語だ。 物語というのは「不条理や怪異、謎などを説明するストーリー」だ。世の中はよく分からないことだらけだ。「人はなぜ生…

新作。

新作なぞ。 なんだかんだ言って、結局好きなんだな、ゴジラ。いやモンスター映画全般が好きなのだ。 言っておくが伊福部のいの字も入っちゃあおりませんぜ。そういう安っぽいトリビュートはしませんのだ。

竜頭蛇尾 または私はなぜスポーツが嫌いか あるいはビヨンセは良い

先ほど書店から帰る道すがら、知り合いのブルースギタリストに会って、少し話した。その時に「今度、あそこのスポーツバーで一杯」と言われ、反射的に「それがねえ、自然とスポーツは嫌いなんですよ」と答えてしまったので、ずいぶんと妙な顔をされた。確か…

まいった

ヘヴィに痛いぜ。

「おことば」はからっぽだ

以下、要するに「陛下を民主主義のヒーローに祭り上げようとする心性は僕には納得できない」ということを書きます。 自分でもさんざん「陛下が」「陛下が」と書いておいてナンですが。実は最近の陛下の言動とそれに対する人々のリアクションには、大いに違和…

都知事選と天皇陛下ご譲位について

今日はなんだかいろいろニュースが多い。 東京都知事選に鳥越氏と小池氏と増田氏が出馬する事がほぼ確定した。他はほぼ賑やかしだろうから、来る都知事選はこの3人を核に争われることになる。・鳥越/民進党ほか野党・小池/独立系自民党関連・増田/自民党…

思い出せない

昨日の事が思い出せないので困る。何をやったっけ? 土曜日である。取材はない。午前中に何かやったかしらん。 夜は、9時過ぎくらいにLynch。ミーマイモー(mmm)のライブを聴きに。人が多くてうんざりするが、前から楽しみにしていたので、がんばって聴く…

at random

日記をきちんと書く気力が出ないので、雑感をアトランダムに。 選挙もいよいよあと2日後に迫ったが、いったい誰に、どの政党に、どんなビジョンで投票したものか皆目見当がつかぬ。盛り下がるばかりの心理が現実世界に投影されたのか、選挙カーもほとんど出…

眠い!!!!!

7月6日(水)火曜日の夜はリンチでライブであった。本日はコミュニティFM局ミヤラジの取材。2時間近く話を聞く。事務所に戻り昨日の音源を聴き返す。カイ君ヤタ君僕の3人でフリーセッション。とても良い。少し長いが。僕自身の求めている音ではないが、…

夜。

えーと今日は何日だっけ? とにかく月曜だ。日記が抜けたんだがまあ良い。数日地域メディア関連の本の漬けものになって、しまいにはいらいらして来たので適当にやめた。明日1日は別のことを。血糖値が上がっているのか。神経性の痛みは急速に強まっている。…

コミュニティFM局

宇都宮市にコミュニティFM局が開局することになり、それを取材して原稿を書かねばなりませぬ。 で、取材はまだなのですが、思いついた事を書き留めてみました。もちろんこれ、ほとんど使えませんが、何とか切れ端くらいは役立てられないかな、と思っている…

ぽん

7月1日(金)いろいろやった気がするが思い出せん。昨日の音源を整理。打ち合わせ。支払い。あと何だっけ?昨日のライブはよかった。もったいないので、来なかった人には聴かせず秘蔵。なんか ぽんと弾けて、文字を読む気がしなくなったので、今日はもう読…

うーむ

6月30日(木)朝起きられなくてうだうだしていたら、めちゃ腹たつ電話が来たので、起床。午前中は集金と支払いで終わった。午後は本を読む。夜はリンチでライブ。

また忘れた

6月29日(水)体調悪く10時過ぎまで休んだ。そのあとはコミュニティメディアについて下調べ。夜は何日間かぶりにシンセ。

コミュニティFMについてのメモ(作成中)

宇都宮市にコミュニティFMが誕生する事になり、その取材を近日中に行う。そこで、予習と証するとっちらかった妄想をメモしておく。 基本参考資料は『コミュニティFMの可能性』北郷裕美、青弓社、2015 コミュニティ・メディアを考える場合に避けて通れない…

忘れてた

6月28日(火)完全に忘れた。日記。まあ本読んでいただけだしな。

眠い(いつもながら)

6月27日(月)『暗黒の大陸』読めども読めども終わらず。まだ半分。今日はまあ楽だが痛いことに変わりはなく、これと死ぬまで付き合うのかとなんだかもう面倒くさくなる。むかしビュトールの『時間割』を読んだ時、英国の都市に黒人がいるのかと驚いたが、…