『管野すが』のラブアフェア

3月31日(木)
月末なので午前中は集金や請求書、支払いなどでバタバタ。
午後国分にかかるが途中でぱったり進まなくなる。
鬱々としてきたので仕事をストップし、先日届いた『管野すが』を読む。大逆事件で女性では唯一つかまり死刑になった。
人生に重点がおかれ、思想は今ひとつ分かりにくい。人生だけ追うと、ただひたすらラブアフェアに明け暮れていたような印象まである。どうも彼女といい、伊藤野枝といい恋愛ばかりやっている気がするのは誤解か。

大逆事件は国家によるでっちあげと言われるが、社会主義者側もあんまり幼稚じゃねえか? どうにも思想というところまで固まっていない気がするが、これは大杉栄あたりをきちんと読まないと評価できない。

にしてもあんまりヒロイックに捉えてはいかんね。

再び国分原稿。かなり進むが、分量が不足気味かも知れない。どうなるか。