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アイドルグループは......

雑記
つい半年くらい前まで、アイドルグループを馬鹿にしていた。今でも好きではないが、もう馬鹿にはしていない。
アイドルグループでも、4・5人であればいいのだが、AKB48のような集団になると、1人1人の個性や違いはまず分からない(ファンは別)。集団、ひと山いくらの世界である。そう思っていた。
けれども、NHKのドラマに元AKBの秋元才加が出ていて、彼女はなかなか良いアクターだったし、個性的だった。
それで少し注意して見ると、いかにもアイドルだと思っていた大島優子にせよ指原(名前は忘れた。すんません)にせよ、ピンで見るとみんなそれぞれ、単にかわいいだけではなく、ちゃんと1人の女性として個性を持って輝いている。
なるほどな、アイドルグループとは1人1人個性を持った人たちが集まってグループになっているのだな、個性の薄いクローン集団ではないのだなと、ようやくそんな当たり前のことに気がついた。
加えて、僕がアイドルグループが嫌いだったのは、彼女たちそのものの問題ではなく、あのあざとい売り方、つまりマネージメント手法ゆえだと気がついた。CDを山のように買わせ、グッズを売りまくり、メンバーをまるで機械のパーツのように入れ替えていく、ああいう手法が嫌なのだった。
もちろんビジネスとして考えれば、ひとりひとりの個性とか楽曲の特徴とかそういったあやふやなものに頼らずにいける現在のやり方が良いのだろう。だが、それは分かっていても足を踏み入れてはいけない領域だったのではないか。
今のやり方では、せっかく持っているそれぞれの個性は、歌でもダンスでも活かすことができない。かなり優れた人がいても「集団の一員」という枠内に収められ、飛び抜けることが困難だ。
歌って踊った少女歌劇団は華やかだが、そこから飛び出すには通常の何倍ものエネルギーが必要だろう。それは結局、メンバーの個性を潰すのではないか。少なくとも効果的に活かすのはかなり難しいだろう。
せっかくの魅力的なタレント(才能)を、ビジネスなどで消費させるのは、いかにももったいない気がするのだ。