「鶴翼の陣」は幻だった

4月9日(土)

午前中、欲しい本を探しに喜久屋書店紀伊國屋書店へ。どちらにも無かったので、Amazonで注文。代わりに『マイクロ・ライブラリー』という本を購入したが、今ひとつだった。残念。

午後は「ツール・ド・とちぎ」取材。

その後事務所で少し読書。やはり買った本はつまらなかった。

夜、「カマガワ・ヨルサンポ」に出かける。シニック山田さん夫妻と無駄話。

ついでに紀伊國屋書店で『戦国の陣形』購入。よく言われる「鶴翼の陣」などの陣形は、実は江戸時代に適当に作られた概念であり、戦国時代の実戦では「展開して攻撃」程度の意味でしかなかったとのこと。戦記マニア、ショックだろうな。

ということは、江戸期の軍学は、ほぼ全てが「理論だけの頭でっかち」であり「空想の産物」でしかなかった、ってことになる。

ほぼすべての戦国ものは(映画もマンガも文学もゲームも)全滅、というのがおもしろい。