老いるのは加速度がつくのだ。

4月15日(金)
昨日の早起き&夜更かしが覿面に効いて、一日中ぼーっとなってしまった。やはり56歳は56歳の限界というものがある。数年前と比べても、体力は格段に落ちている。
それにしてもこれも人間という生物の不思議である。僕の場合は特に体を鍛えてこなかったからだが、衰えに年々加速度がついてきて、かつ取り戻すのが反比例して困難になっていく。
おそらく50代前半と後半では衰え方が随分違うだろうし、60代ではボヤボヤしていると年々歳々衰えていくだろう。
そうやって、生命の砂時計が残り少なくなっていく。

疲れて9時近くまで寝過ごす。
医者に行って「痩せろ」と説教される。
事務所で仕事をするが、まったく捗らず。こういう時に出来ないなりに書くということが、昨年あたりから難しくなったのも、やはり老いかそれとも怠け癖か。
明日の取材の準備をして、8時過ぎに帰宅、横になる。
鬱々とFacebookさえ疎ましく、すこし読んでやめる。
半月ぶりくらいに手足の痛みが酷くなる。特に足が痛く思わず声を上げてしまう。上げてから、昨年の今頃は毎晩イタイイタイと歯を食いしばっていたのを思い出す。ずいぶん良くなったものだ。慣れただけか。