凶悪なデッドアイ

6月3日(金)
朝8時に原眼科へ。そのまま病室に案内される。同室4人、全員年上なので遠慮なく寡黙にしていることにした。
時間まで、数回目薬2種をさす。手術のために病院が用意したパジャマに着替える。
9時半に手術室外の待合室に移動。そこで術前処置を受けつつ時を待つ。本日は15人くらいの患者がいるとのこと。それを一人で捌くらしい。院長も大変であることよ。

いよいよ手術。ベッドに横たわると顔に目の部分だけ丸くあいた紙みたいなものをペタッと貼られる。
「正面の眩しい光を見ていてください」と言われ、よく見えない目で必死に見つめると、ときどきなんとなく目に触っている感じがして手術が進んでいるのが分かる。
どこかでよく見えなくなる。どうやら水晶体から液を抜いた模様。その後レンズを入れたらしくまた見えるようになった。最初よりはるかにくっきり光源の形が分かった。とりあえず視力はあるようだと安堵。
術後は病室で安静にしているうちに、お昼になったので同室の人たちと食堂へ。全員片目なのがなんだか可笑しい。そこそこ美味い。
病室に戻って、またベッドに横たわった。どんどん眠くなる。
ナースがチェックに来て、術後の注意や明日からの薬の説明をする。やっていいことなどの項目に夫婦の営みが書いてある。どう説明するのかと思っていたら、しっかり飛ばした。
着替えて最後のドクター回診を待つ。ようやく来たのが2時過ぎ。簡単な問診だけで、やった理由がよくわからん。ナースも同じこと聞いていたぞ。
やっと放免され、会計で金を払って出る前にトイレでしげしげと見れば絆創膏の貼り方が雑というか強烈というか美意識の欠片もない。
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迎えに来てもらい、帰宅。
本も読めない。本当はスマホもよろしくないので、やれることが殆どない。しかたがないので寝床にひっくり返る。こういう時に役立つ自作アンビエント。ほげらほげらと聴くうちに眠くなる。